講習会報告「PRI Postural Respiration @三島 (ラボアシスタント)」


一か月前になりますが、静岡県三島市で開催されたPRI Japan主催のPostural Respirationという講習会でラボアシスタントを務めてきました。僕にとって初めての日本開催(日本語)のPRI講習会のメイン講師は石井健太郎氏。開催地の三島市は、彼の出身地であり、ほぼ同じ年の静岡県東部出身二人というローカルな組み合わせと全国各地から参加者で深い学びの時間を共有しました。ラボアシスタントという事で、座学の時には受講者から聞こえた質問を掬い上げて講師の石井氏との橋渡し役となり、実技の時には講師と二手に分かれて指導にあたりました。教える事で自分の理解が一層深まり、僕自身も多くを得た2日間でした。

僕とPRI (Postural Restoration Institute)

僕がPRIのコンセプトを勉強し始めたのは約6年前。一筋縄ではいかないユニークなコンセプトに手こずり、最初は10%も理解できませんでしたが、その手強いコンセプトは論理的に確立している印象を受け(実際にそうだった)、それまで抱えていた疑問をPRIの視点から考えると辻褄が合ったり、現場での効果を実感した事から、「これは腰を据えて学ぶ価値がある」と判断し、しぶとく勉強を続けました。それから数年かけてPRT(Postural Restoration Trained)という資格を得て、身体を評価・介入する上でメインとなるコンセプト・テクニックの一つとして使っています。

PRIのPostural Respirationとは、どんな講習会?

PRI Japanの公式HPから抜粋します。

この講習会では講義と実技実習から構成されており、肋骨の捻転、左右非対称の腹斜筋の筋力、一貫性のない呼吸パターン、習慣となってしまった副呼吸筋の過活動、そしてポジションによって制限された横隔膜などが与える姿勢への影響に対する理解を深めていきます。この講習会の焦点は胸郭における多関節筋連鎖を評価し、復元していく事にあります。治療介入方法に関しては、手技(Manual)とエクササイズ(non-manual)テクニックを用いて、相反し交互に呼吸し、回旋する胸郭の機能を復元していくプロセスに触れていきます。参加者は息切れ、胸郭出口症候群や肩関節の機能不全などの診断などに対して、比較的速やかにPRIのクリニカルな評価法や介入戦略を導入していけるでしょう。

、、、先ほど「一筋縄ではいかないユニークなコンセプト」と書いた理由の一端が伺えるかと思います。現在日本で提供されているのが、このコースを含む3つの基礎講座。そこからさらに深く広がっていきます。

ちなみに、僕がこのPostural Respirationというコースに参加するのは3回目です。その3回目にして、PRI講師の阿部さゆり氏がPRIコースの再履修に関して「強くてニューゲーム」という表現をされた理由が分かりました。

オリジナルを超えた

コンセプトが生まれた言語(英語)でも十分に複雑な内容を異なる言語で提供するだけに留まらず、オリジナルよりも分かり易く伝える事に成功していました。相当な時間と情熱をかけて準備したに違いないその構成と丁寧な伝達方法には「脱帽」と表現するに値します(構成等は全て講師が担当。ラボアシスタントは当日のサポート)。先ほど書いた「強くてニューゲーム」を感じる事ができたのは履修回数以上に、このオリジナルを超えた質の高い講習によるものでしょう。僕がPRIを学び始めた時に、この日本語バージョンが存在していたら、どれだけ助かったことだろう、と何度も思いました。

と、PRIに興味がある日本在住の方達にとって、非常に恵まれた機会が提供されています。

、、、どうまとめようか?

まとめ方が分からなくなってしまったので、いったんここで切り上げる事にします。

自分が中心でない事を書くことって難しいものですね。

もう一言

個人的には、特にストレングスコーチの方達に是非とも触れて欲しいコンセプトです。まずはエクササイズで介入し、手技を使わなくて済むなら使わないという考え方なので、ウエイトルームとの相性も良いですし、プログラムの質を向上させてくれる高いポテンシャルを秘めているのは、僕自身が経験済みです。


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