2017年2月5日のブログ「夢を語るという事」


某さゆり氏のブログ投稿を読んで、僕も「夢を語る」という事について思うところを書いてみようと思いました。他人にこう思わせる文章が書ける人はスバラシイ。 Dream Big, and I mean it ― 若者よ、年寄りのいうことを聞くな。 「夢を語る事」に対しては、色々な意見があります。当然です。 夢なんて見るモンじゃない、語るモンじゃない、叶えるものだからと歌った人もいます。 かくいう僕は、自分の明確な目標や夢を二つの条件付きで口にします。 

1.それに伴う行動をする覚悟ができた時。 2.相手を選ぶ。

公言する事で、自分自身にプレッシャーをかけるという目的もあります。割と人の目を気にします。 では、夢を語った後の周囲の反応をベースに、僕の考えを書いていきます。 夢を語ると、大きく分けて3通りの人達が現れます。 まずは、「頑張ってね」「応援するよ」という言葉をくれて、それ以上の介入はない人。友達が多く当てはまります。これが大半で、素直に「ありがとう」と思います。 次は、「本気で言ってるの?」「無理じゃない?」「どうして?」といった、否定的なニュアンスを込めて反応をする人。他の人から僕の夢や目標を聞いた人に多かったです。

アメリカに行くと決めた時も、「(すんごく否定的に)どうしてアメリカ?」と聞かれる事が何度かありました。僕の返事はいつも決まって「直感です」でした。頭から否定的な相手に自分の夢や目標を伝えようとすると、相手を納得させようという心理が働いて、自分の純粋で沸々とした奥深くにあるものを、相手に伝えようとするばかりに捻じ曲げて言葉にしてしまい、そのズレが自分にこびり付いてしまうのが嫌だったからです。NBAの仕事を追った時も同じでした。こういう人達は、国境を問わずにいるものです。 また、何を根拠にか、僕の事を想ってではなく、「無理だよ」とか「やめたほうがいい」と潰しにくる人には対しては、耳をパタンと閉じました。 対照的に、目指す場所へ辿り着く手助けをしてくれる人も現れます。僕が自分の夢と目標を人に語る理由の一つです。

とはいえ、どれだけ立派に夢を語っても、それだけでは人は動いてくれません。人を動かすのは、夢を語る人の実際の行動です。その行動が相手の目に留まり認められると、自分1人の力では届かない距離まで自分の声を届けてもらえたり、思いも寄らぬ一手が生まれたりしました。

思い返してみると、僕が歩みを進める上で大きな助けとなってくれた人達の何人かには、自分から夢や目標を話しませんでした。相手の方から「やたら頑張ってるけど、将来何したいんだ?」といった感じです。相手に関心を持たれるだけの行動と態度を示し、自分から伝えようが相手から聞いてこようが、「こいつの夢を叶える手助けをしてやりたい」と思われるだけの関係を築く事が大切です。それが、僕のコネクションの定義です。 本題から少し離れますが、明確な夢や目標が無いから頑張らないというのは勿体無いです。モチベーションが上がらず難しいのは理解できます。でもそこは根性です。無いからこそ目の前の仕事を一生懸命やってみる。そこで初めて見えてくるものもあります。僕の例だと、「やたら頑張ってるけど、将来何したいんだ?」と聞かれた時に「まだ良く分からない」が答えだったとしても、彼らから親身で有益な助言等をもらい、道が開けていたと思います。 今は、SNSやメールを使い、先を行く人に会ったりコンタクトが取りやすくなりました。ただ、「一度会った事がある」や「連絡先を知っている」が”コネクション”だと思うのは大間違いです。先にも書いたように、僕が思うコネクションというのは、時間をかけて、汗を伴い築かれるものです。だからこそ、明確な夢と目標がある場合は、そこに至るまでのステップを逆算し、リサーチして、考えられる最善の場所と環境を勝ち取り、そこに身を置き、そこでコネクションを築くことで、目標の場所まで辿り着く可能性を高めます。 ********************************************* 「NBAで働きたいという夢があります。ATの事が良く分からないので教えてもらえますか」 見知らぬ若者から、メールで実際に受けた質問です。 夢を語るのは個人の自由です。夢そのものを評価したり批判する権利は誰にもありません。ただ、夢を語った後の行動は評価の対象となります。あなたが語ったその「夢」に対する決意と覚悟は、あなたの今とっている行動で判断されます。 だからこそ、「夢」は軽々しく語っちゃいけないんです。 最後に。 プロスポーツで働く事を夢見て目標にしている若者へ。さゆり氏の文中の統計にもありましたが、プロスポーツで働いているATは全体の2%です。実力や根性だけでどうにかなる数字ではありません。だから、そこに手が届かなかった場合、それを「挫折」「失敗」と捉えないで欲しいです。その2%に本気で立ち向かったのならば、その過程で得たものは、一見華やかなプロの舞台で働くことよりも、よっぽど価値のあるものです。



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