2016年7月7日のブログ「2週間経って」


前回のゲーム7に向かう前のエントリーから、早くも2週間。優勝直後に前祝いをと、クリーブランド凱旋前に立ち寄ったラスベガスへ再び向かう飛行機の中。今回は、優勝を目指すNBA選手になる事を目指す若手プレイヤー達の登竜門、サマーリーグへ。 記憶が薄れる前に、2週間前の記録を。 勝利を決定付けるリバウンドを確保した瞬間も、まだゲームが続くような感覚があった。飛び跳ねる選手達やコートへなだれ込むコーチやスタッフを見て、ゲーム7を制した事を実感し自分もコートに足を踏み入れた。 嬉しかったかと言われれば、それはもちろん嬉しい。ただ、その感情の主な出所は、一緒にシーズンを戦ったメディカルスタッフ、1勝3敗の崖っぷちでも勝利を信じてチームを鼓舞し続けたGMを筆頭とするフロントオフィスの人達、選手達(特に思い入れの深い選手たち)、20年以上のコーチングキャリアの末に優勝に辿り着いた、とあるコーチの喜ぶ姿だったと思う。 インターンの2年を含めて5年目の外国人の自分には分からない何かが、確かにそこにあった。そしてそれは、130万人を動員したパレードの最中にも感じたこと。やはり感動には個人のストーリーが必要不可欠であり、それが自分には足りないのだろうな、と熱狂の中で静かに思った。昨年のファイナルで敗れたロッカールームでの体験が、かろうじて個人的な深みを与えたと思う。 まだ見ぬ景色が、また一つ減った。


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