2012年3月3日「Comprehensive Exam」


合格すれば、もっと興奮したりするものかと思っていたのだけれど、ホッとした次の瞬間にこみ上げてきた感謝の気持ちで、勝利の余韻は穏やかなものでした。

この歳になってもまだ学生をやっているわけですが、卒業に向けて一歩前進しました。

卒業する為にクリアしなければならない条件が幾つかあるのですが、その中でも恐らく最もヘビーなComprehensive Examsに合格しました。2年半のコースワークの集大成ともいえるもので、4人の教授から出される4分野の筆記試験に合格すると、次は一同に会したその4人の教授達を相手にした口答試験、という流れ。この試験に合格しないと、卒業論文に取り掛かる資格が得られません。

筆記試験のスタイルは教授によって別々で、自分の場合はExercise PhysiologyとAthletic TrainingはIn houseと呼ばれる通常のテストスタイル(4時間)、Human NutritionはTake homeで、1週間かけてのエッセイスタイル、Statisticsは一ヶ月かけてのプロジェクト、という感じでした。

それぞれのテストを別の日に受ける筆記試験とは違い、口頭試験は忙しい4人の教授達を一つの部屋に2時間集めなければならないので、そのスケジュール調整がなんとも大変でした(教授たちの多忙さは十分理解しているのだけれど、メール返信の効率が。。。)。それでもなんとか2月28日に決定。

口答試験を受ける部屋に着いて教授たちを待っているときに、自分の手のひらが汗で湿ってきたのを感じました。特別な緊張感を味わっていましたが、最初に現れた教授と世間話をしている内に、腹が括られてきたのを感じました。一番気兼ねなく話せる教授が最初に来てくれてよかった(この教授とは、試験が終わった後にも15分ほど立ち話をさせてもらいました)。

いざ開始。

先セメスターにCompを終わらせた同僚から”吹雪の中に裸で立っている感じだった”と聞かされていたので、かなり身構えていたのですが、最初は割とベーシックな質問。

ところが、”この調子ならいけるぞ”と感じ始めたあたりで、段々と変化球が投じられはじめ、さらにExercise Physiologyの質問に答えていたら、別の教授から”それをNutritionの観点から説明してみて”と変化球というよりも2球同時に投げられたりと、やはり一筋縄ではいきませんでした。

それでも、自分を追い詰めようとしているのではなく、自分の理解を試そうとしている、なんというか親心的な意図が教授たちからは終始感じられたので、何度かピンチに陥ったものの不快ではありませんでした。

2時間の試験が終わると、自分は退席。教授達だけでの会議です。幾つかのミスはあったものの、持っている力は出したと思っていたので、これで不合格を言い渡されたら、それが自分の力量なんだと受け入れる覚悟はできていました。

約10分後、再入室。教授たちの表情で自分が合格した事を感じ取り、スッと肩が軽くなったのを感じました。

まだ幾つか並行する作業はありますが、これで卒業論文の計画に取り掛かれます。アイデアはかなり固まってきているので、それを今セメスター中に実験可能な形に持っていけたらなと思っています。肩書きも、Doctoral StudentからDoctoral Candidateにちょっと格上げ。

この合格は、フィオナの協力無しには有り得ませんでした。自分が勉強している間に謙信の世話と家事をしてくれていただけでなく、筆記試験の添削や、口頭試験に向けたアドバイスなど。こういう場で身内を褒めすぎるのもアレなのですが、本当に的を得ているし、いい意味で容赦ない(ちょっと凹んだ時もありますが)。無事に学位を取得できたら、自分はPh.Dのコンマだけで、あとはフィオナにあげたいくらいです。

来週1週間はSpring Breakで学校は無し。明日明後日とバスケのトーナメントで働いて小遣いを稼いで、家族サービスしようっと。


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