2008年9月9日のブログ「最後の更新とまとめ」


さて、このブログも最後の更新です。 このブログを書いていた目的の一つは、自分の記録を残す事でしたが、 それと同時に意識していたのは、自分と同じようにNBAでインターンを、と考えている人がいた時に参考になれば、という思いです。 幸い、自分の目標には達成できて、いい形でこのブログを終わらせる事ができるけれど、仮に手が届かなかったとしても、このブログは公開するつもりでいました。 自分の失敗も、後に続く人の参考になれば意味が増しますから。 いちいち自分の全部のエントリーを読む物好きの人はなかなかいないでしょうし、つまる所、一番興味があるのは、「どうやってインターンのポジションを手に入れたか」でしょう。 というわけで、最後の更新はそれをまとめようと思います。 簡単に言えば、「手紙を書いた」です。 でも、それだけでは余り参考にならないと思うので、補足を書きます。 「あきらめない事」 与えられた状況を受け入れるだけではなく、その状況が自分に合わないのであれば力づくでも変える、というスタンスが必要だと思います。「公募がないから諦める」ではなく「公募がないならこちらから」という考え方です。Attackでのインターンも、もともとは存在しないポジションです。それを作ってもらいました。その話も、一度は流れかけましたが、本当にしつこい位に電話をかけ続け、メッセージを残し、メールを書いて、としがみ続けた結果、認められました。 「バスケットボールにこだわり続けた事」 University of Arkansas Basketball→Attack Athletics→NBAと自分はバスケットにこだわり続けました。大学のチームでの実習も、最初は配属先ではありませんでしたが、Clinical CoordinatorとProgram Directorに直訴して(長いエッセイも書きました)変更してもらいました。大学でのバスケットチームでの実習が全ての始まりで、そして、クライアントの殆どがNBA選手であるAttack Athleticsでのインターンが、NBAでのインターンを決定付けたと思います。 大学でバスケットチームでの実習がなかったらAttack Athleticsでのインターンをさせてもらえたか分かりませんし、Attack Athleticsでのインターンが無かったらNBAでのインターンには届かなかったかもしれません。 方向をしっかりと決めて、そこから離れないことは、確実なステップを踏む事に繋がると思います。 「状況と、自分の実力と立場を理解する事」 そもそも、NBAはインターンのポジションを公募しません(自分が知る限り)。 まず、自分がやった事は、全チームのヘッドトレーナーに手紙を送りました。 過去のエントリーにもありますが、University of Arkansas Men’s Basketballの封筒をヘッドトレーナーのDaveが使わせてくれました。 ただの封筒よりは、断然に目を引いたと思います。 手紙も、開けてもらわなければ始まりませんから。 手紙を送るときも、数多くの人が憧れるであろうポジションに、何の資格も無い学生トレーナーが手紙を送ったところで差は生まれないだろう思い、手紙を送る前にCSCS(Certified Strength and Conditioning Specialist)という資格を取りました。 それが、去年の10月だったと思います。 ここで、「いい印象をもった」「インターンのポジションはない」などの内容で10チーム程から、連絡がありました。 その2ヶ月後、冬休みの間は休みをとらずにアメリカに残りバスケットボールチームでの実習を続ける事にして、休みの間にCES(Corrective Exercise Specialist)という資格の勉強を実習と並行して続け、取得しました。 ここでも、その報告を兼ねる+自分を思い出してもらう為に、手紙を送りました。 このCESという資格をKnicksのトレーナーは自分が思っていた以上に評価してくれたようです。 そして、その後の春、卒業と同時にATC (Athletic Trainer Certified)になり、最後の手紙を書きました。 最初に手紙を書いたときは、Yusuke Nakayama, BS(学士号), CSCS でしたが、 最後に手紙を書いたときは、Yusuke Nakayama, MS, ATC, CSCS, NASM-CESでした。 資格というものに対する意見はいろいろあると思いますが、正直なところ、ATとしての力量はインターンのポジションではあまり期待されないと思います。だからこそ、他の資格を所有している事は重要なのでは、と思います。 NASMという団体はNBAのチームと強い繋がりがあるので、CES, PES(Performance Enhancement Specialist)という資格は持っているといいと思います。 自分が封筒に入れて送ったのは、カバーレター、履歴書、そしてreference(自分の事を聞いてもらえる人のリスト)の3種類で、それぞれ一枚にまとめました。 大学院の終わりごろ、履歴書等を作って提出、教授に評価してもらうというものがありました。 自分は、それまで使っていた履歴書とレターを提出したのだけれど、その評価は高くありませんでした。「プロフェッショナルな感じがない」というのがその理由でした。 が、自分は最後に手紙を送った時も、自分のスタイルを変えませんでした。 なぜなら、学生の自分がいくら「~が出来る、~が出来る」と書いたところでタカが知れているというのが自分の思うところでしたから。等身大の自分を手紙に書き、それはNBAのトレーナー達には評価してもらえたようです。「多くの学生が忘れている事をしっかり考えている」と言ってくれたトレーナーがいました。 まだ、働き始めていないので、NBAでのインターンがどのようなものか、というのを語る事はできません。 でも憧れに挑戦をする事は、その先がどうであれ楽しいものでした。 自分と同じ事をしたからといって、同じ結果になるかは分かりませんし、 それ以上の事をしても、結果に繋がらない事も、その逆もあると思います。 あくまで、参考に。 このブログが、一人でも同じ夢を持つ学生トレーナーの役に立てば、と思います。


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